【世界一周 最終回】ドーハからの脱出。日本帰国へ。
(本記事は2020年3月に放浪していた際の記録を3年越しに書いています)
今までのあらすじ
マドリード → ドーハに行き
ayukawapress.hatenablog.cドーハ → ロンドンに行き(QSuite)
ロンドン → ドーハ行きのフライトが運行停止するとのことで、
振替したが、振替便も欠航。エコノミーでドーハに到着。
では本題。
目次はこちらです。
ドーハ大脱出
ドーハ到着(3/18 AM0:00)
ドーハに到着してラウンジに向かいます。
今回もアルムジャンビジネスラウンジに入れるかと思ったら、
キャパがいっぱい…とのことでアルサファファーストクラスラウンジに通してもらえることに!
当時の私も大喜び。
相変わらずクソ広くてびっくり。
ただ全体的に混んでいる & 深夜なのでそこまで食べる気にもならず。
フライト変更の連絡を始める(3/18 1:30)
PCがある個室で目的地のヘルシンキ行きのフライトを調べるとき、
「ヘルシンキの国境が封鎖されるらしい」との話が。
みなさん、
— フィンランド政府観光局 (@visitfinlandjp) 2020年3月17日
昨日、最短でも4月中旬まで国外からフィンランドへの入国ができなくなるということが発表されました。今は各自が、自分と周りの人々、とりわけ、お年寄りや健康に不安を抱えている方の健康とウェルビーイングを最優先するときです。旅を楽しむ時はやがてやってきます。 pic.twitter.com/c5foqkLxcM
まずヘルシンキは行けないことはほぼ確定。
(調べたら、3/19から実際に国境閉鎖されていました。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/13bb5ec0da384991.html)
また、カタール日本国大使館より以下のメールが。
カタールへの入国について
3月18日の午後からは,カタール居住許可所持者であってもカタールへの入国は認められない。
入国=24時間以上の空港滞在はNGということに。
となると候補としては、
- ドーハ → ヘルシンキ → 東京
- ドーハ → EU → 東京
- ドーハ → 東京
となってましたが、経由地で足止め食らうリスクが相当危険だったので、
「ドーハ → 東京」のフライトを予約することに。
ドーハ発のフライトは以下の2本。
- QR806 1:55 ドーハ → 18:35 成田
- QR812 6:40 ドーハ → 22:40 羽田
3/18の成田行きはもう既に出発しており、3/19だと24時間ルールで入国NGで色々問題になりそうなことに。
ということで羽田行きのフライトを取ることを決定。
その旨をおでかけ3日前デスクに連絡。
ただ、当時JALのステータスを一切持っておらず、
電話かけても一生つながらない状況。
乗らないとマズイ6:40に刻一刻と近づいてきます。
2:15~3:05まで1時間つながらず…。
JAL電話再チャレンジ(3/18 3:08)
出発まで残り6時間。
再度おでかけデスクに連絡をしつつ、ラウンジのスタッフのお兄さんに泣きつきつつ、
4時20分くらいにJALにつながりました。
ということで、
- JALのお姉さんとドーハのラウンジのお兄さんとで手配について相談
- 私はその隣で半泣きで立ち尽くす
という謎の状態に。
話を聞いたら、
既にヘルシンキ行きのチェックインが完了してしまっているため
- 一旦チェックインを取り消し
- 手荷物を取り戻し
- 再度チェックインしてもらう
ということを残り2時間ちょいでやらなきゃいけないことに。
スタッフつきっきりで手続きを実施(3/18 5:00)
JALからは特殊な事情なので、手数料は良いです!といってもらいつつ、
カタールのスタッフのお兄さんにあれやこれや手続きしてもらうことに…。
手荷物検査場を逆走したりと、かなり力技で手続きしてもらいました。
手続き完了!!!(3/18 6:00)
スタッフの尽力のおかげでなんとかチケットを手配してもらいました…!
フライトまで1時間ほんと間一髪でした…!!!
帰国フライト(ドーハ → 羽田)
座席
無事に機内に乗り込んだ…ドーハ大脱出!!
QSuite、個室感があって、お疲れの私にとってはとても安心感がデカい。
ご飯
日本便ということで、和食をチョイス。
和食懐石らしい。
最後の最後に謎Sushiとデザート!
デザートワインも飲んじゃう。メープル味で美味しい。
帰国(3/18 22:40)
気づけば日本上空。
ついに東京!
羽田空港に到着!!クタクタです…。
自宅への帰り道、綺麗に咲いているのを見て、気づいたら季節は春なんだ。と実感。
無理やり行き先を変更されている荷物タグ。
後ろ側にうっすらHEL(ヘルシンキ)が見えます。
約一ヶ月間付き添ってくれたスーツケース。
高校生の頃から使い続けてボロボロになっちゃった。
長持ちしました。
さいごに
というわけで、3年前の2020年(コロナが流行り始め〜本格的に流行った頃)にワンワールドのチケットを購入して世界一周をしました。
まず「そもそも卒業旅行を行こうか…?」と考えていた時期に、
色々な部分から後押し、協力してくれた方々のおかげで実現できた旅行だったなと感じています。改めて、ありがとうございました。
旅行中は、当初考えていたルートの後半部分が大きく変わってしまったり、
行きたかった観光地に行けなかったりと少し残念な部分もありました。
(当初のルートはここから見れます)
ただ、その中でも今では中々見れないような景色だったり、その土地の思い出を沢山作ることが出来ました。
コロナの副産物でイレギュラー時の対応にかなり強くなったなぁ…とも思ってます。
(勿論、対応していただいた方々のおかげです)
おでかけ・旅は、お金では買えないような経験を沢山くれると強く感じました。
穏やかな時代になったら、また世界一周してみたいです…!
では、ひとまず世界一周の記事はおしまい!
ありがとうございました!!